ここ下関もようやく梅雨明けしました。本格的な夏の始まりとともに、ふくねぎの注文量が増えてきました。とてもありがたいことです。
しかし、ここ下関の今年の降水量は例年と比べて約2倍となっており、その影響によりねぎが出荷できなくなった生産者もいます。そんな中でも高品質のねぎを安定供給すべく、残った生産者は全力で頑張っていますので、どうぞ温かい目で応援していただけるとありがたいです。
さて、毎月1回開催している定例のねぎ部会を本日行いました。今回の部会では各生産者の圃場視察は行わず、座学中心で実施しました。
我々は積極的に土壌分析を行い、自らの畑の状態を客観的に把握するように努めています。それにより生産するねぎの品質を高位安定させることを目指しています。
通常は、PHとECを把握する簡易分析のみを行っています。しかし、今回は畑の状態をもっと細かく把握するためフル分析を行い、その結果を各生産者で共有し、議論を行いました。
各生産者は自分の畑の状態を数値的に把握したうえで、今後どのように肥料やたい肥の散布量を調整すべきかなど、農林事務所の担当者のサポートも得ながら活発な意見交換を行いました。